キュレーター

キュレーター

インターネット、Webサービスにおいて情報を収集し、選定し、まとめ、新しい価値を持たせて他のユーザに共有する人。

関連する行為のことをキュレーションという。

キュレーターには

「情報は正しいのか、正しくないのか」を見極める以上に

「その情報を発信しているのは誰か」に重点が置かれる。

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次第に情報過多になってきているインターネット界で、

ユーザが自身で情報を処理・消化しきれなくなる状況が発生する中、

情報を「選定」する役割をユーザに代わって代行しているのがキュレーターように見える。

その形態は、個人で得意ジャンルの中で情報を選定して、該当ジャンルに興味あるユーザに情報を発信するものもあれば、

組織でユーザ（ユーザ群）が興味ありそうなジャンルの情報を選定して発信するものもあるように思える。

前者は個人のアルファブロガー、NAVERまとめ　といった、生身の人間が選定するようなもので、

後者はグノシーやSmartNewsのようなWebサービスが考えられ、独自のユーザ分析ロジックによって自動的に選定しているように思える。

自分自身が情報収集の口をRSSリーダーからグノシーなどに乗り換えたのも、

RSSリーダーだと情報が多すぎて選定するだけで時間がかかってしまうからだった。

そう考えると、今インターネット界でユーザが「苦痛を強いられている」行為について、キュレーターのように「分業」できる部分を見つけてうまくWebサービス化できれば流行るかもしれないな、と感じた。