フリーミアム
フリーミアム
基本的なサービスや製品を無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能について料金を課金する仕組みのビジネスモデル。
サービスの提供コストが少ないwebサービス、コンテンツとの親和性が非常に高い。
逆にリアルなモノだと化粧品のサンプル配布などがあるが、製造コストがかかるためフリーミアムとは異なる。
有料ユーザの数よりも、まずは無料ユーザの獲得を優先し裾野を広げてから有料サービスへユーザを移行する方法を考えるということが一般的。
「Free(無料)」と「Premium(割増)」の二つの言葉からの造語。
例としては、Evernote、Dropbox、ゲーム系など。
課金対象となるものは、追加機能、拡張昨日、制限値拡張、新規アイテムなど様々である。
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フリーミアムはスマホアプリによって一気に広まった感のあることがである気がする。
当初は一つのアプリでも「無料版」と「有料版」の二種類があった。
最近ではアプリが一種類で、アプリ内で無料と有料の線引きをしており、課金も内部で稼動しているのがほとんどになっているようだ。
昔に比べると「無料版」の機能はほとんど「有料版」のそれと余り変わらないくらいのスペックになってきており、有料とみなすための切り口が昔に比べて変わったと思う。
つまり昔は「機能数」を無料/有料の切り口にしていたものを、現在では「機能深度」を切り口にしてきている気がする。
また日本のガラケー時代の「課金解除しづらさ」がスマホアプリにはかなりハードルが下がってきているため、さらに広まりやすくなったというのもあるのではないか。